家庭教師の交通料金

家庭教師の派遣を依頼すると、教師が自宅まで通ってくるのに必要な交通料金を請求されます。ほとんど実費で請求されるので、遠くから来てもらうと回数によっては意外と大きな金額になることがあります。

できるだけ交通費のかからない近いところから来てもらえれば交通料金も少なくてすみます。しかし交通料金だけでは教師を選択できないので、ある程度の金額は仕方がありません。

塾に通えば塾までの交通費がかかったり、夜遅くなる場合には送り迎えにかかる交通費、また連絡をとるために携帯電話を持たせたりすれば、それもそれなりの経費がかかるのでやむを得ないでしょう。通勤時間には料金は発生しないので、家庭教師を依頼される側からみても時間のかかる遠くから通うことは望まないでしょう。

良心的な家庭教師センターでは、500円以内で通える人材を派遣するように取り計らってくれる場合もあります。必ずしもその距離に適当な人材がいるとは限らないので、いつも希望どおりにはいかないかもしれませんが、いずれにしてもなるべく近い人を派遣してくれる傾向にはあります。

あまり家庭教師の交通料金をめぐるトラブルは聞きません。家庭教師センターなどの組織から派遣される場合には、実費で支払うというようにきちんとしたルールが決められているのでほとんど問題になることはないでしょう。

電車やバスなどの公共交通機関を使用せずに車で通う場合にも、1kmあたりの単価が決められているはずなのできちんと確認すればよいでしょう。個人で契約をする場合には、時にトラブルや行き違いが発生することもあります。

この場合には、契約する側ではなく教師の側の訴えが多いようです。個人で契約する場合には、授業料の中に交通料金を含むのか、あるいは別途実費を支払うのかを明確にして交渉を成立させなければなりません。

曖昧にしておくと、あとで不満を言われたり、こんなはずではなかったということもあるので、特に学生に依頼する場合には忘れることもあるので気をつけましょう。

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